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2016年6月

2016年6月 8日 (水)

光のドラマ…

いつぞやのアフパラで因幡さんが話題に取り上げていた、
国立西洋美術館。

いよいよ世界文化遺産へ登録されるとのことで
注目が集まっていますが、久しぶりに先日行ってまいりました。



お目当てはもちろん、現在開催中の「カラヴァッジョ展」。

“ミケランジェロ”という名も入っているイタリア人ですが、
これまで日本ではあまり馴染みがなかった画家の一人と言えます。

38歳という若さで幕を下ろすまで、その生涯はまさに波乱万丈。
殺人まで犯してしまうんですもの。。

しかし、カラヴァッジョが生み出した光が織り成す作品は、
人々を熱狂させました。
ローマにはカラヴァッジョの作品が掲げられた教会がいくつかあり、
コインを入れると暗闇にライトが付き作品を観られるようになっていて、
今でもそこに群がる人々の姿がよく見られるそうです。

教会以外にももちん、フィレンツェにあるウフィツィ美術館にも
作品が展示されているので、私も観ているはずなのですが…(^^;;


カラヴァッジョの作品で特に特徴的なのが、
晩年に描かれたとされる作品の数々で、
先ほど“光が織り成す”と書きましたが、
画面に光を差し込ませ、主要な人物や物を
強調させるという手法で描かれたものです。
さらに背景などを限りなく削ぎ落とし、
光に対する闇を表現することで、より対象物を際立たせます。

今にもその人物が動き出したり声を上げたりしそうな
リアリズムを持って描かれるのも、カラヴァッジョの特徴。
それらの人物が、まるで画面から浮き出るような、
闇に沈んでいくような。

観ているこちらが吸い込まれていくような感覚をも覚えます。


今回はカラヴァッジョの画法に倣いさらに発展させた
同時代と次世代の画家たち、“カラヴァジェスキ”たちの作品と共に、
全51点が展示されています。
中でも世界初公開となる「法悦のマグダラのマリア」は必見です。


とても見応えがありました。
久しぶりに行った展覧会だったけど、大満足♬

開催はいよいよ今週末、12(日)まで。
先日の若冲展のような混雑はありませんでしたが、
空いてはいませんのであしからず。


見終わった後は精養軒でいつもよりちょっと豪華めランチ☆



144年も歴史があるのかぁ
美味しかった( ^ω^ )満足♬満足♬


これ欲しくなっちゃいました(#^.^#)



下から上にのぼる砂時計。
正しくは?オイル時計?

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